あなたは予言というものを信じますか?
個人的に、予言と言えば、
ノストラダムスの大予言をイメージします。
私と同年代の方であれば、
同じイメージをお持ちだと思います。
都市伝説好きであれば、予言と言えば、
「イルミナティカード」でしょうか?
この記事では、予言を的中させる
イギリスのSF作家「ハーバート・ジョージ・ウェルズ」を、
ご紹介していきます。
彼は、未来を知る予言者だったのか、
それとも、将来の計画を知る「イルミナティ」なのか。
ウェルズとは、どんな人物だったのか、
彼がイルミナティだと考える
私の考察もご紹介させて頂きます。
ハーバート・ジョージ・ウェルズとは?
ハーバート・ジョージ・ウェルズは、
1866年から1946年まで生きていた
イギリスの超有名SF小説家です。
彼の名前は知らないかもしれませんが、
彼が残した作品や作品を通じて残した
様々なもの概念は非常に有名です。
ウェルズの残した概念
- タコ型の宇宙人という概念
- タイムマシンというアイテムの概念
- 透明人間という概念
- 半重力装置(ニコラ・テスラが開発していた)
- 細菌兵器
- 世界統一政府(ニューワールドオーダー:NWO)という言葉
ウェルズの残した作品
- タイム・マシン(1895年)
- モロー博士の島(1896年)
- 透明人間(1897年)
- 宇宙戦争(1898年)
宇宙戦争は、トム・クルーズ主演で、
映画化されているため、
あなたもご存じだと思います。
ウェルズが、作家としていかに優秀で、
様々な作品に影響を与えている事は、
作品や概念を見ればわかって頂けると思います。
ネタバレになるので、公開しませんが、
宇宙戦争の結末を見て頂ければ、
彼が非常に博識であった事も理解できます。
興味があれば、宇宙戦争ご覧ください。
政治家としてのウェルズの活動
ちなみに、ウェルズはSF作家という以外にも、
政治家という一面も持っています。
ウェルズはイギリス労働党の影響力を持つ
社会主義団体フェビアン協会の協会員でもあります。
フェビアン協会とは?
フェビアン協会は社会主義団体で、
後のイギリス労働党の母体となるほどの、
大きな影響力を持つ事となります。
フェビアン協会は、知識人が中心に設立され、
彼らの政策は非常に上手に運営されています。
1942年に出版されたフェビアン社会主義内の、
13項目の計画が掲載されており、
これを見ると、日本はまさにフェビアン主義です。
下記、Fabian Socialism(フェビアン社会主義) - YS Journal アメリカからの雑感より引用。
- 強力な中央政権P
- 立法と司法を凌駕する強い官僚組織
- 政府による金融、株式市場のコントロール
- 政府による雇用のコントロール
- 失業保険と年金
- 国民皆健康保険と食料及び住宅補助
- 上限のない政府の借金(無制限の国債発行)
- 金融システムの管理
- 政府による貿易のコントロール
- 政府によるエネルギー資源と農業生産のコントロール
- 政府による労働の規制
- 青少年へのフェビアン主義者の理想となる権威者による教育
- 累進課税
日本は世界で一番回っている、
社会主義国家だと言われていますが、
あながち間違いではないんですよね。
第一次世界大戦後のワシントン会議に参加し、
様々な政治家と交流を持っていました。
ちなみに、彼が協会員だったフェビアン協会は、
関連する学校を持っており、ロックフェラーが留学し、
修士号を取得しているという事実があります。
フェビアン協会自体が、エリート層の集まりのため、
協会のメンバーを通じて、
秘密結社と関わりがあったかもしれません。
プルスウルトラに所属していたウェルズ
このブログでも紹介している、
プルスウルトラという秘密結社があります。
秘密結社ですから、設立の目的や、
活動の詳細自体分かっていないのですが、
数多くの天才が所属した秘密結社です
プルスウルトラのメンバー
- トーマス・エジソン
- ギュスターヴ・エッフェル(エッフェル塔を作った人物)
- ニコラ・テスラ
- アルベルト・アインシュタイン
- ウォルト・ディズニー
などなど、後世に名を残す、
偉人たちが設立したとする秘密結社。
HGウェルズも、設立メンバーの1人として、
プルスウルトラに参加していたのです。
-
【やりすぎ都市伝説】Dの意志!フリーメイソン(デモレー団)と天才たちの秘密結社「プルスウルトラ」
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エッフェルは、フリーメイソンですし、
プルスウルトラのメンバーたちも、
秘密結社に入っていた可能性が高いでしょう。
フリーメイソンだったという事は、
もしかすると、イルミナティだったかもしれません。
フリーメイソンとイルミナティの違いは、
こちらの記事をご覧ください。
-
フリーメイソンとイルミナティの違いや関係性!イルミナティはロスチャイルド家の支援で設立された
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HGウェルズが的中させた予言
ウェルズがどんな人物なのか?
という事をわかって頂けたと思うので、
いよいよ「予言」についてみていきます。
まずは、彼が的中させたと言われる
予言についてご紹介します。
ウェルズが的中させた予言
- 第二次世界大戦の開戦
- ドイツのヨーロッパ侵攻
- アメリカ・ソ連の賛成で連合国側の勝利
- 原子力兵器の登場と日本への核兵器投下
- 資本主義の全盛
非常に博識だったウェルズの場合、
これらの未来に関しては、
予見する事ができた可能性があります。
ただ、その中でも、原爆の予言は、
ウェルズが予言者だと言われるゆえんです。
ウェルズには有名な作品がたくさんあり、
「解放された世界」という作品があります。
「解放された世界」では、
当時実現されていない核兵器に着目して、
核による戦争が書かれています。
「解放された世界」の影響を受けて、
イギリスの核開発は進められたという噂もあります。
他にも、「ユートピア」という作品で、
携帯電話が登場します。
作中の携帯電話は今のスマホのようなもので、
無線電波を受信して、メッセージを
やり取りする未来が書かれているのです。
映画にもなった「宇宙戦争」では、
当時なかったレーザー銃が登場します。
人類が初めて軍事的な用途で、
レーザー銃を用いたのが、
1960年前後と言われています。
他にも、人工知能の発達による
アマゾンエコーやグーグルアシスタントような
テクノロジーの登場などなど。
あげればきりがないほど、
未来を見通したものが登場します。
HGウェルズが予言する今後の世界
これから送るかもしれない予言
- 2020年ごろ:カトリック法王への毒ガス攻め
- 2020年ごろ:学校は全て「国家学校」となる
- 2020年ごろ:キリスト教・イスラム教の衰退(ユダヤ人、シオニズムの国はひとつにまとまった「人間社会」に溶け込む)
- 2030年ごろ:革命の時代がはじまる
- 2047年:生物の自由な遺伝子操作が可能になる!?
- 2050年:悪魔のように漂う奇妙な植物、異形の動物の誕生
- 2050年:地殻の内にある深部埋蔵物の探査、開発
- 2059年:メゲーブ宣言=人類の完全な結束
- 2106年:人類の集団は、一つの群生有機体へ
先ほどからお伝えしているように、
ウェルズは、フェビアン協会員のため、
予言もその主義主張が反映されています。
さて、肝心の今後起こるかもしれない予言ですが、
一番気になったのが宗教に関する内容です。
イスラム教やキリスト教が衰退すると、
ウェルズは予言しています。
宗教は「神」がある事で成立しますが、
人工知能を含めテクノロジーの進化によって、
人々の価値観が変わりつつあります。
シンギュラリティーによって、
今の私たちでは想像できない未来へと、
世界は変わっていくかもしれません。
また、2047年の遺伝子操作も、
大きなターニングポイントだと思います。
ウェルズが所属していたフェビアン協会は、
エリート層の集まりのため、
彼自身にも選民思想がある可能性が高いです。
そのため、人間の遺伝子を操作する事で、
優秀な人間だけを生み出そう、
という考えがあったのかもしれません。
さらに、2050年の地球内部の調査。
地底都市アガルタは見つかるのでしょうか?
-
地底世界「アガルタ」は存在するのか?地球空洞説を解説
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過去の的中実績を考えると、
この中のいくつかの予言は、
的中してもおかしくありません。
それくらい、未来を捉えていると感じます。
HGウェルズとイルミナティの関係
ここからは、私個人の考察です。
ウェルズの予言は、どちらかというと、
情報の整理による考察に近いと感じます。
私の個人の考えた結論ですが、
HGウェルズはイルミナティのメンバーだったと、
考えています。
私なしの考察理由を含め、ご紹介します。
ウェルズの予言は予言ではなく予告だったと考察
なぜ、予言ではなく、予告だったと、
結論づけるのかというと、
下記の理由があるためです。
予言ではなく考察だと思う理由
- フェビアン協会員(政治家)として各国の一次情報を受取れる
- 秘密結社プルスウルトラのメンバーであった
彼は、フェビアン協会員として活動して、
各国の様々な政治家と交流もありますし、
多くの一次情報を手にしていたはずです。
当時のアメリカ大統領「ルーズベルト」や、
当時のソビエト連邦首相「スターリン」に、
会う事ができる人物なのです。
そのため、一般人が知りえないような、
機密情報と言える情報を、
持っていた可能性は十分あります。
また、彼は秘密結社「プルスウルトラ」の、
設立メンバーであったため、
より深い情報を得ていた可能性が高いです。
プルスウルトラのメンバー
- トーマス・エジソン
- ギュスターヴ・エッフェル(エッフェル塔を作った人物)
- ニコラ・テスラ
- アルベルト・アインシュタイン
上記は、ウェルズとともに結社を作った、
設立メンバーと言われています。
アメリカ海軍の軍事実験の
総指揮を執ったとされる、
天才科学者「ニコラ・テスラ」がいます。
当時兵器化されていたなかった原爆も、
プルスウルトラのメンバーから、
情報を受取っていた可能性があります。
また、エッフェルはフリーメイソンメンバーです。
海外の文献を調べていくと、
HGウェルズもフリーメイソンメンバーだったことが、
フリーメイソン機関紙に載っています。
そういう、情報を受取れる立場にいたと、
私は考えています。
イルミナティは予告する
イルミナティの最高幹部だったとされる、
アルバートパイクはこう発言しています。
「予言とは当てるものではなく、当たるものだ。」
これから起こる事(起こす事)を、
何らかの形で発信する事によって、
予言が当たっているように見えるというわけです。
実際に、アルバートパイクが送った手紙は、
第一次~第三次世界大戦を予言しています。
そして、第一次、第二次世界大戦の予言を、
的中させているのです。
-
【アルバート・パイクの予言】イルミナティが起こす第三次世界大戦
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他にも、イルミナティの予言と言えば、
イルミナティカードが有名ですよね。
-
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そういう事を考えると、
ウェルズの小説はイルミナティの予言として、
発表されたものかもしれません。
新世界秩序(ニューワールドオーダー)をウェルズが出版
1940年にウェルズは、「新世界秩序」を、
出版しています。
新世界秩序=ニューワールドオーダー。
つまり、世界統一政府の事を指します。
彼の出版から、ニューワールドオーダーは、
世間で広く認知される事になりました。
ウェルズは、新世界秩序の中で、
国家の存在を認める国際連盟を批判し、
主権国家の完全な根絶を訴えています。
さらに、高級技術官僚や、少数のエリートによる、
世界統一政府を通じた地球管理にも言及しています。
まさに、イルミナティの考える、
世界統一政府の姿と言えるでしょう。
また、前述のとおり、HGウェルズは、
フリーメイソンのメンバーである事がわかっています。
そのため、彼がイルミナティのメンバーだと、
考える方が自然と言えるでしょう。
まとめ
ウェルズの予言という内容で
情報をまとめてみました。
ちなみに、ウェルズは日本とも、
とても関係が深い事がわかっています。
敗戦後、GHQにより、
日本国憲法の草案が作られました。
その際、ウェルズも草案の作成に参加し、
彼の考えるフェビアン主義や、
イルミナティの考えが反映されています。
あなたはどのように感じましたか?