世界のトップ中のトップのエリートだけが
年に一度だけ一箇所に集まって、
完全非公開で行われる会議があります。
それが、ビルダーバーグ会議です。
やりすぎ都市伝説でも取り上げられたので
聞いた事があるかもしれませんが、
陰謀論に絡めて掘り下げていきます。
ビルダーバーグ会議の概要
ビルダーバーグ会議は先ほども
お伝えしたように
世界中の権力者が集まる会議です。
具体的には、ロックフェラー傘下の外交問題評議会と
ロスチャイルド傘下の王位国際研究所が中心で、
- 企業の経営者
- 金融機関の経営者
- メディアの経営者
- 政治家
が参加していると言われています。
1954年から年に1回開催されている
かなり歴史のある会議でもあるんです。
政治・経済に関する問題や環境問題など
様々な事について会議が行われるようです。
「ようです」と書いた事にも理由があり、
会議は完全に非公開になっていて
まず、記事になる事はないからです。
ただし、会議に参加した何人かの参加者は
インタビューや書籍で会議について
ビルダーバーグ会議について語っています。
非公開とされている事も気になりますが、
参加されている方々もすごいです。
都市伝説が好きな方であれば、
聞いた事がある名前が多く登場しますし、
会議参加者から大統領も生まれています。
では、続いてはビルダーバーグ会議の
参加者・企業について見ていきます。
ビルダーバーグ会議の参加者
出席者の2/3が世界展開している企業、
又は金融機関の経営者、メディアと言われ、
残りは参加国の政治家と言われています。
先ほども、お伝えした通りですが、
会議に参加した方が、大統領や首相になる事も
珍しい事ではないのです。
例えば、フランスの大統領になった事がある
マクロン大統領もビルダーバーグ会議に
以前参加した事がある1人でもあるのです。
マクロン大統領はロスチャイルド銀行に勤めており、
ロスチャイルド家とはつながりがあります。
話を戻して、具体的にどんな方が
ビルダーバーグ会議に参加しているのか
というと・・・
- アメリカなど北米から30人程度
- 欧州各国から80人程度
- 国際機関から10人程度
が会議に参加すると言われています。
参加できるのは招待された方のみです。
どんなに著名な企業であっても、
招待を受けない限り参加できません。
ちなみに、日本人や日本の関係者は
ビルダーバーグ会議に参加した事がありません。
2009年のアテネで開催された会議に、
当時の国際エネルギー機関事務局長を務めた
田中伸男さんが参加されています。
しかし、田中さんの立場は、
日本の代表ではなく、あくまもでも
国際エネルギー機関の代表。
日本人に限らず、アジア圏からの参加は
過去に1度しかありません。
2011年に中国の外務次官の方が
参加されたのみです。
ここからもわかるように、
歴史ある会議ですが、基本は欧米。
欧米の権力者が参加しています。
ちなみに、やりすぎ都市伝説では、
2016年のビルダーバーグ会議には
下記の権力者が参加したと放送されました。
- ピーター・ティール(Paypal創業者)
- マクマスター(トランプ政権の国家安全保障問題担当の大統領補佐)
- 元CIAの副長官
- CERN欧州原子核研究機構の所長
- 雑誌「エコノミスト」の編集長
CERNに関しては、以前こちらで
くわしく記事にまとめているので
ご覧ください。
-
【CERN(セルン)】ヤバい実験をおこないシヴァを信仰する悪魔崇拝組織なのか?
続きを見る
他にも、ピーター・ティールは、
トランプ大統領の支援者として有名な方です。
やりすぎ都市伝説の関さん曰く、
ピーター・ティールは影の大統領との事。
それだけ、世界中の権力者が
参加しているのがビルダーバーグ会議です。
ビルダーバーグ会議の陰謀論
都市伝説や陰謀論で有名なロックフェラーや
ロスチャイルドがいる事から
陰謀論のにおいがしますよね。
ダニエル・エスチューリンの陰謀論
実際に、ダニエル・エスチューリンが
以下の主張をしています。
ダニエル・エスチューリン
ジャーナリスト。1966年ソ連生まれ。
祖父はKGBの部長を務め、
1950年代は対敵諜報活動に従事。
その関係で、KGBをはじめMI6、CIAからも
多くの情報が得られ、信頼度の高い
詳細な機密情報を持っている。
ダニエル・エスチューリンの主張は以下の通りです。
ダニエル・エスチューリンの主張する陰謀論
ダニエル・エスチューリンは
この陰謀論を唱える事によって、
暗殺未遂にあっています。
- ビルダーバーグ会議によって、政府、財界への工作、メディアを通じた世論操作が発動される
- ビルダーバーグ会議の目的は世界統一政府(ニューワールドオーダー)
- メディアとネットビジネスの国際的支配
- 人体への埋め込みチップ
- GPSによる監視
- 暗号通貨による国際通貨の統合
- 人口抑制
ダニエル・エスチューリンの活動により、
カナダのマスコミが大々的に
ビルダーバーグ会議について報道しました。
その結果、ビルダーバーグ会議の計画の一部が
頓挫する事になり、暗殺されかけました。
これが本当であれば、陰謀ではなく
事実とも考えられますよね。
ダニエル・エスチューリンは
ビルダーバーグ会議に関する本を出版し、
日本でも販売されています。
興味があれば、読んでみるといいでしょう。
ビルダーバーグ会議とアノニマス
他にも、2017年にハッカー集団
「アノニマス」がビルダーバーグ会議の
ホームページをハッキングしました。
「我々はあなた方を常に監視している」
と警告した事が話題になりました。
親愛なるビルダーバーグ会議の各メンバーは、個人の利益を捨てて今から真に人類のために奉仕しなければならない。あなた方の卓越した会議で話される議題と、実際に手がける仕事は、特定のグループに寄与するものではなく全人類の利益になるものでなければならない。さもなくば、我々はあなた方個々を特定してハックするでしょう
アノニマスがビルダーバーグ会議を
標的にした理由について
英紙「Express」は下記のように報じています。
アノニマスはビルダーバーグ会議が
推し進めている世界統一政府による
NWO(新世界秩序)を断固阻止する方針であるという。
そして会議参加者たちの
個人的な利益を追求する姿勢も
激しく非難しています。
私利私欲に走るようであれば、
容赦ない制裁を加えると警告している。
これ以外にも、アノニマスは
度々ビルダーバーグ会議のホームページを
ハッキングして警告しています。
英紙「Express」は、ビルダーバーグ会議を
イルミナティの表の顔とも報じています。
ビルダーバーグ会議のまとめ
参加者にかん口令が敷かれており、
どんな内容について論議されているのかは
正直、さっぱりわかりません。
ただ、世界中の権力者が集まるので
国をコントロールする事は
難しくないように感じます。
メディアをコントロールする事によって
情報はいくらでもコントロールできます。
興味深い点は、ダニエル・エスチューリンの
ビルダーバーグ会議への抗議活動です。
実際に、ダニエル・エスチューリンは
抗議活動が原因で暗殺未遂にあっています。
陰謀論で片づけるには・・・
と感じる点もあります。