フリーメイソンなのか!?坂本龍馬とトーマス・グラバー(ジャーディン・マセソン商会)の関係

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坂本龍馬を知らない日本人はいないでしょう。

日本の歴史上の人物の中でも、
とりわけ人気の高い人物です。

坂本龍馬の生涯を描いた大河ドラマも、
非常に人気でしたし、
国民から愛される人物でもあります。

有名ではあるものの、
坂本龍馬がどんな人物で何をしたのか?
という事は知られていません。

また、坂本龍馬にまつわるミステリーが、
いくつかあるのでご紹介します。

もちろん、このブログにふさわしい、
坂本龍馬の都市伝説もご紹介します。

坂本龍馬とはどんな人物だったのか?

坂本龍馬

坂本龍馬のプロフィール

  • 生涯:1836年1月3日~1867年12月10日
  • 日本の幕末の土佐藩士の家に生まれるが、脱藩。
  • 脱藩後は、維新志士として活動。
  • 貿易商社、亀山社中を設立。のちの海援隊

坂本龍馬は、土佐(現在の高知県)の
才谷屋(質屋など展開)の分家である
郷士(下級武士)坂本家の二男として生まれました。

早くに母親を亡くした龍馬は、
17歳で江戸への自費遊学を土佐藩に認可され、
江戸に剣術修行に行きます。

その後、佐久間象山の私塾に入ったり、
土佐勤王党のメンバーとも交流をしながら、
1862年に土佐藩を脱藩します。

脱藩後は、長州(山口県)にも、
人脈を広げていきます。

※土佐勤王党とは、尊王攘夷(そんのうじょうい)を掲げる結社。
※尊王攘夷とは、天皇中心・海外を追い払う思想。

ペリー来航によって開国しますが、
不平等な条約の締結によって、
人々の生活は苦しくなっていきます。

そのため、坂本龍馬は現在の江戸幕府を倒し、
新しい国を作る決心をしたのです。

討幕のために、薩長同盟の立役者となった事は、
あなたもご存じだと思います。

莫大な財力を持つ「亀山社中」を設立

1865年に薩摩藩から出資を受け、
坂本龍馬は亀山社中を設立します。

亀山社中は簡単に言えば、貿易商社です。

江戸幕府を倒すためには、
やはり、大量の近代武器が必要となりますよね?

そのため、海外から武器を買い付けるため、
亀山社中を設立したのです。

亀山社中は、トーマス・グラバーの
グラバー商会から大量の武器を仕入れて、
長州藩に武器のあっせんをしていました。

  • ミニエー銃:4300丁
  • ゲベール銃:3000丁

これらの大量の武器を、
92,400両で購入したとされています。

現在の価値にすると169億円。

脱藩藩士だった坂本龍馬は、
どうやって、これほどの大金を、
用意したのでしょうか。

その後、亀山社中は海援隊へと、
組織を改める事になります。

その後、1867年に近江屋で襲撃を受け、
暗殺されてしまいます。

かなり省いている箇所がありますが、
ざっと、以上が坂本龍馬の生涯です。

個人的に気になった点は、
亀山社中を設立した付近からです。

トーマス・グラバーの存在や、
グラバー経由で大量の武器を購入する際の、
資金などが気になるところです。

ですので、トーマス・グラバーと、
トーマス・グラバーの背景を掘り下げていきます。

グラバー商会を率いるトーマス・グラバーとは?

この記事のメインと言えるかもしれません。

非常に複雑な内容となりますが、
トーマス・グラバーの背景は、
「なるほど」とご納得いただけると思います。

トーマス・グラバーは、
スコットランド出身の商人であり、
1859年上海に渡り、ジャーディン・マセソン商会に入社。

その後、開港して間もない長崎に移り、
ジャーディン・マセソン商会の代理店として、
「グラバー商会」を設立します。

つまり、このような関係にあります。

武器あっせんの流れ

親会社:ジャーディン・マセソン商会

子会社:長崎のグラバー商会

取引先:坂本龍馬の亀山社中(ダミー会社か!?)

薩摩藩、長州藩に武器を流す

つまり、トーマス・グラバーよりも、
ジャーディン・マセソン商会について、
深く理解する必要があるという事
ですね。

ジャーディン・マセソン商会は、
現在も活動を続けている世界屈指の企業で、
その裏については下記でご紹介します。

武器あっせん以外のトーマス・グラバーの活動

武器あっせんをしていたグラバーですが、
明治維新後は、日本国内での
大きな武器の需要がなくなります。

戦争が起こる事、長引く事を想定して、
大量の武器を仕入れていたグラバー商会は、
資金繰りが悪化し、倒産します。

グラバー商会倒産後も、日本に残り、
国際的コネクションを生かして、
三菱財閥の顧問として活動されたようです。

三菱財閥の創始者としては、岩崎弥太郎です。

岩崎弥太郎は、坂本龍馬が設立した
海援隊の船など一部を引き継ぎ、
三菱財閥と呼ばれるほどの多くの企業を生み出します。

三菱のロゴ

トーマス・グラバーはフリーメイソンなのか?

トーマス・グラバーは、フリーメイソンでは?
という疑惑のある人物ですが、
スコットランドのロッジに記録はありません。

トーマス・グラバー=フリーメイソン説の、
根拠となっているのが、グラバー園の中の石柱に、
フリーメイソンのロゴがあるという事です。

しかし、この石柱は1966年に寄贈されたもので、
トーマス・グラバーの生きた時代と乖離があり、
彼がフリーメイソンという根拠にはなりません。

ただ、この石柱は、
元々長崎のフリーメイソンロッジにあり、
長崎市に寄贈され、移築されたものです。

何らかの意図があって移築されたのか、
はたまた、偶然なのか…。

また、片桐三郎著「入門フリーメイスン全史偏見と真実」
によると、フリーメイソンではないと断定。

片桐さんは、日本グランドロッジの
グランドマスター(トップ)に就任された方で、
情報としては一番信頼できます。

そのため、フリーメイソンではないというのが、
答えかなと、私は考えています。

ただし、トーマス・グラバーの背後にいる、
ジャーディン・マセソン商会は、
ロスチャイルド家と深いつながりがあります。

ロスチャイルド家の傘下とも言えます。

しかも、アヘン戦争を仕掛けるなど、
相当あくどい事をしていたという、
事実もあるのです。

ジャーディン・マセソン商会とロスチャイルド

ジャーディンとマセソンが設立した
イギリスの貿易会社が、
ジャーデイン・マセソン商会です。

東インド会社が貿易を独占しており、
彼らは、その下請けとして、
対中国貿易に関わっていました。

ちなみに、ジャーディンは、
東インド会社で船医をしていました。

その後、東インド会社の貿易独占が廃止され、
個人でも自由に貿易ができるようになると、
アヘンの密売で巨額の利益を得る事となります。

ただ、東インド会社の貿易独占が廃止されますが、
東インド会社亡き後の管理は、
ロスチャイルド家が行っていたようです。

その時のイギリスはネイサン・ロスチャイルドが、
カラ売りで巨万の富を得た時期でもあり、
ロスチャイルド家が大きな力を持っています。

ロスチャイルド家の繫栄の歴史は、
こちらからご覧ください。

関連
【総資産1京!?】ロスチャイルド家の家系図と日本とのつながり

続きを見る

その後は、世界史で習った通り、
中国でアヘン中毒者が増えた事で、
貿易中止を呼び掛けるも、イギリスは強硬。

その後、ジャーディン・マセソン商会は、
イギリス議会でロビー活動を行い、
戦争反対派を寝返らせる事に成功します。

9票という僅差でしたが、
戦争が正式にイギリス議会で可決され、
その後、アヘン戦争が勃発します。

イギリスは戦争に勝利し、
香港や上海などの港などの他に、
賠償金も手に入れたのです。

シンプルに言い換えるのなら、
利権を死守するために戦争を起こした。
というわけですからね。

もう、めちゃくちゃです。

ロスチャイルド家と婚姻関係を結ぶ

話を本筋に戻しますね。

イギリス、インド、中国の三角貿易で、
アヘン利権を持っていたのは、
ジャーディン・マセソン商会だけではありません。

サッスーン財閥という、
インドのロスチャイルドと呼ばれる、
超巨大組織が存在していました。

ちなみに、サッスーン財閥は、
ロスチャイルド家と婚姻関係を結んでおり、
親戚関係にあるユダヤ系財閥です。

アヘン利権でしのぎを削るサッスーン財閥と、
激しく争うジャーディン・マセソン商会ですが、
その後、両者は和解をします。

強い影響力を持つ両社と、ロスチャイルド家は、
イギリス王室公認でHSBC(香港上海銀行)を設立。

ロスチャイルド家、ジャーディン・マセソン商会、
サッスーン財閥は、互いに婚姻関係を結び、
それぞれが親戚関係となります。

その中心にいるのが、ロスチャイルド家です。

これが、トーマス・グラバーのボスとなる、
ジャーディン・マセソン商会の簡単な歴史です。

いかがでしたか?

ちなみに、ジャーディン・マセソン商会も、
サッスーン財閥も、世界最大級の複合企業として、
現在も多大な影響力を持っています。

サッスーン財閥に関して言えば、
現在の党首「ジェームズ・サスーン」は、
イギリスの財務大臣をしていました。

まとめ

今回は、知名度は抜群だけど、
何をしたのか、あまり知られていない
坂本龍馬をご紹介しました。

坂本龍馬とトーマス・グラバーの関係は、
言及している方が多いのですが、
今回は、その先まで情報をお伝えしました。

ジャーディン・マセソン商会が、
ロスチャイルド家に関わりがある事には、
やはり驚きがあります。

ロスチャイルド家…どこにでも出てきますね。

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